みがき棒鋼とは、鉄鋼メーカーが生産する鉄鋼一次製品であるコイルや棒鋼を素材とし、引抜きや切削、研削といった加工で表面状態や寸法精度を向上させた鉄鋼二次製品です。みがき棒鋼からさまざまな加工が施され、あらゆる産業に使用されています。
コイルや棒鋼素材をダイスに通して引抜き加工した製品です。
渦流探傷機による全数疵保証が可能です。
形状は丸棒対応となります。
生産能力:3,500トン/月
外径寸法 | 外径寸法許容差 | 長さ | |
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コイル引抜 (Coil to Bar) |
φ5-φ30mm | 9級 | 2000-6000mm |
棒鋼引抜 (Bar to Bar) |
φ15-φ55mm | 9級 | 2600-8000mm |
棒鋼素材の表面を刃物で切削加工した製品です。業界では「ピーリング製品」と言われることがあります。
素材表面の疵や脱炭層を完全に除去できます。ステンレス、合金鋼、炭素鋼、非鉄金属など多様な素材に対応します。
生産能力:4,000トン/月
外径寸法 | 外径寸法許容差 | 長さ | |
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旋削みがき棒鋼 | φ10-φ120mm | 10級、11級 | 3000-10000mm |
引抜みがき棒鋼や旋削みがき棒鋼の表面をセンタレスグラインダーで 研削加工した製品です。
業界では「センタレス製品」と言われることがあります。
真円度や寸法精度、表面粗度の向上が可能です。研削後に自動で全数外径寸法測定を実施します。
生産能力:1,200トン/月
外径寸法 | 外径寸法許容差 | 長さ | |
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研削みがき棒鋼 | φ6-φ100mm | 6級 | 1000-6200mm |
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