転造ボールねじ
転造ボールねじとは、研削みがき棒鋼を素材とし、対となる転造ダイスで素材を挟み、圧力をかけ、転造ダイスと素材を回転させてねじ溝を塑性加工し、
高周波焼入れで表面硬度を高めた製品です。
ねじ軸及びナットがボールを介して作動する機械部品で、回転運動を直線運動または直線運動を回転運動に変換するのに用いられます。
転造ボールねじ
主に搬送用や電動アクチュエーターに使用され、近年では自動車の自動運転、電動化にも使用されています。
研削みがき棒鋼の造りこみにより、転造時の寸法、リード精度を向上させ、長尺3mの転造ボールねじが製造可能です。仕上げ処理にウェットブラストを採用し、表面粗度向上を実現しました。等級はCt10級となります。
生産能力：10,000本/月（3m換算）
製品の用途例
電動アクチュエータ
加工設備（プレス機）
搬送装置（バーフィーダー）
みがき棒鋼・精密シャフトの製造・加工メーカー